ネット時代における業務プロセスレベルの部品化がSaas そのBI部分を攻めるのがDomo

BIツールという意味ではTableau(タブロー)かと思ってたが、Domoの勢いがすごいのね


DomoのBIツールは、ビジネスユーザーが重要なデータを管理、分析、報告するのに役立ち、
よりスマートで戦略的なビジネス上の意思決定を支援

ナレッジマネジメントツールとしても活用できる“Domo”

Domoの日本国内での導入実績は、ヤフー株式会社、オイシックス株式会社、株式会社BookLive、Kaizen Platform,Inc.、
株式会社エアクローゼット、株式会社ディー・エヌ・エーといった先進的な企業での導入


EOを務める Josh Jamesは、Omniture社というウェブ解析ソリューション企業を上場させた上で、
Adobe社に18億ドルで売却した実力派経営者として有名な人物

そのJoshが「ビジネスインテリジェンスの矛盾を解決したい」という想いをもとに、
ベンチャーキャピタルからの投資を受けて設立したのがDomo, Inc

投資家には、楽天株式会社の三木谷氏をはじめ、salesforce.com CEOのMarc Benioff氏など

Domo, Inc.の創業メンバーは、AmazonFacebookGoogle、eBay、LinkedIn、salesforce.com、SAPなど、
豊富な経験を持つメンバーで構成。創業翌年には日本法人“ドーモ株式会社”を設立して日本でのビジネス展開を開始

BIツールといえば、大手ITベンダーに買収されたBO(ビジネスオブジェクト)やハイペリオン、コグノスなどのエンタープライズBI全盛から、TableauやQlick、マイクロソフトのPower BIに代表されるセルフBIの時代に移ってきた。ガートナーのマジック・クアドラントではここ数年、Tableauがリーダーの座を確保し続けている。

 そのネクストジェネレーションとして注目されているのが、Domoだ。最大の特徴は、ネイティブクラウドのBIツールであること。Tableauなどクラウド版を用意しているツールもあるが、もともとはオンプレミス向けに設計されているものがほとんどのなか、Domoはクラウドの特徴を活かした製品設計が成されており、既存のBIツールと一線を画している。


BIという観点で言うと、BIツールでデータを分析するには多くの前準備が必要となります。
データソースに接続してデータを取得し、取得したデータを分析しやすい形に加工し、最後にそれを視覚化します。
多くのBIはこの作業のために、別途データウエアハウスやETLなどのツールを必要とします。
しかし、Domoはデータの視覚化のために必要なこれらのツールをすべてクラウド上でワンストップ提供しています。
複数の製品をインテグレーションする必要はなく、使い勝手や管理性という部分で大きなアドバンテージがある


航空業界のライバル2社が相次いで採用したBIツール「Domo」
DomoはエンタープライズBIやセルフBIなど既存のBIツールから移行するものなのかというと、どちらかというと
Excelの流れが主流のようだ。「企業単位で見れば、既存のBIツールと併用するパターンが多い」という。
既存のBIツールとは、利用者層も利用目的も異なるからだ。Domoは分析するというよりは、
ビジネスユーザーが自身の営業戦略やマーケティングに今すぐ必要なデータを可視化


さらに、こうした準備作業は通常ITユーザーやデータアナリストなどの専門家が主体となって行う
Domoでは一般のビジネスユーザーが自分自身で準備作業を行えるように工夫されてる
たとえば、Domoには様々なサービス向けのコネクターが豊富に用意されていますが、
その多くは接続のためのユーザ名とパスワードを入力して、取り込みたいデータを選択し、
最後にデータ取得の頻度を指定するだけで、データ取り込みのための設定が完了する
Domoに接続可能なコネクターは数百種類のコネクターがある


クラウド上には、データベースを始めBIツール活用に必要となる様々な機能が用意されている。
特に、データベースはかなり強大なものを構築しているそうで(ベンダー名は非公表)、
インメモリーデータベースを使用しているTableauには「限られたデータ量では処理スピードに差が出る」ものの、「データ量が膨大になっても速度が落ちないのがDomoの強み」

ドーモ(DOMO)Domo, Inc. - 銘柄紹介 | 米国株を知る場所 nasdaqchart(ナスダックチャート)