Datadogとは。Datadogについてメモ

Datadogは、ハイブリッドクラウドアプリケーションの監視サービスであり、組織の生産性、効率の向上や、アプリケーションと組織を横断的に可視化。

 

SaaS(サース:Software as a Service)をベースとするデータ分析プラットフォーム上で提供しています。運用開発部を始めとする各部門は、市場開拓のスピードを高めることができ、アプリケーションの稼働時間の確保が可能。

 Datadogは、2010年の提供開始以来、サイバーエージェントインテル、アイレット、メルカリ、ニコン楽天サムスンソニーTモバイルなど、7,000以上を超える企業に導入

 


「データセンターからクラウドに移行するタイミングで、運用を変えたいということで導入されるケースも多い」
まさにパブリッククラウドの台頭と歩調を合わせて成長


 基本となるインフラ監視に関しては、エージェント経由でデータを取得し、見やすくビジュアライズする。
IT管理者やエンジニアを前提としている他のツールに対して、Datadogでは経営者や現場ユーザーなどでも見やすい可視化を目指している。
最近ではアノマリ検知や機械学習の技術を用いて、故障や障害の予兆を事前検知する機能も提供。
特にクラウドサービスの運用を手がけるMSP事業者に好評を得ている


 Datadogというとインフラ監視のイメージが強いが、最近は分散アプリケーションのAPMやログ分析まで幅を拡げている。
「今年の3月には収集したログに自動的に付与する機能を用意しており、インフラ監視、APM、ログという3つの柱をカバーするようになっています。
ホストやコンテナにエージェントを1つ入れていただければ、これらのデータがすべてとれます」とのことで、
運用監視に必要なサービスを統合している点が競合との差別化ポイントとなる。


マルチクラウドに最適だが、オンプレミスユーザーもいる
 パブリッククラウドベンダー自体も運用監視のサービスをどんどん拡充しているが、基本は競合より共存だという。
「たとえば、AWSのマネージドサービスの場合、CloudWatchのAPIでデータを収集していたり、ログを収集しています」という意味ではまさに共存している。
一方、今までAPMやログ分析は別の製品を組み合わせていたが、今後はDatadogのみで包括的な運用監視を実現していけるようになる。

 


Datadogは「インテグレーション」と呼ばれるコネクタも250種類以上用意されており、GUI環境から簡単にサービスと接続できる。
「インテグレーションは自社開発しているし、もちろん最新のサービスにもいち早く追従しています。
Datadogを中心に据えて、さまざまなサービスをつなげ、アラートはSlackやPagerDutyなどで通知できます」
Datadog自体がマルチクラウド上で構築されていることもあり、複数のクラウドの運用監視にも向いている。


 また、オンプレミスとクラウドというハイブリッドクラウド環境での利用も可能。
クラウドのイメージの強いDatadogだが、「オンプレミスのみで運用しているお客様もいます」。
既存の資産も、新しいシステムも、包括的に運用監視できるのがDatadogの大きな売り